建売住宅はなぜ安い?人件費やスケールメリットなど安くなる理由を解説
建売住宅は注文住宅に比べて比較的費用が安くなる傾向にあります。
では安い理由は何でしょうか。
安い材料が使われているのかなど不安に感じる方も少なくないと思いますが、この安さにはしっかりと理由があります。
それでは、建売住宅がなぜ安いのか見ていきましょう。
建売住宅が安い理由「人件費」
ひとつ目の理由は人件費です。
住宅を建てるときにかかってくる人件費で削減できる理由は大きく分けて3つあります。
まずはプランの規定化によって削減できているという点ですが、注文住宅だと、設計のための打ち合わせを何度も重ねるので、その分の人員が毎回必要になってきます。
一方で建売住宅はプラン化されている、打ち合わせの時間が省かれる分、人件費カットにも繋がるわけです。
ほかにも、この規定化によって建設中の現場・施工管理も必要最低限でよくなるためその分削減に繋がります。
またこの規定化されたプランは比較的シンプルなものが多く、工期が短くなる傾向にあり、工期が短ければその分の人員もカットできるわけです。
▼この記事も読まれています
頭金なしの住宅ローンは危険?メリットとデメリットをチェック!
建売住宅が安い理由「スケールメリット」
続いて、広い土地に多くの分譲住宅を建てるスケールメリットです。
田畑や山林などの広い土地は、一般消費者には売りずらく、結果的に不動産会社が買い取ることが多いのですが、利益が見込めない値段で売られる可能性は比較的低いです。
このように、大きなひとつの土地を分割して、何棟もの分譲住宅を建設することで、一軒分の土地を購入して建てるより安く土地を仕入れることが可能になります。
他にも、建設材料を大量にまとめて購入することでその分コスト削減を実現することができます。
建売住宅は規定化されたプランで建てられることが多く、同じ資材や設備をまとめて購入することで値段を抑えることができるわけです。
▼この記事も読まれています
不動産投資としての山林購入とは?価格相場や購入するメリットも解説!
建売住宅が安い理由「その他」
安い理由のその他としてあげられるものは、住宅展示場やモデルハウスの設置が不要な点や、外装や内装のグレードが低いといった点があげられます。
このグレードの低さは、質の悪さではなく、比較的シンプルなデザインなだけなので、決して悪くはありません。
他にも、オプション工事と販売価格を分けているところがあり、カーテンレールやテレビのアンテナ、雨戸やシャッターを後付けにすることで安く見せていることがあります。
売れ残っている物件は、値引きがされており1年以上入居者が見つからない場合は、未入居物件として扱われ、さらに値引きされる可能性もあります。
▼この記事も読まれています
不動産購入時にかかる不動産取得税とは?計算方法や軽減措置も解説!
まとめ
建売住宅が安いのには理由があります。
プランの規定化により人件費カットや、スケールメリット、建築材料の大量購入による値引き、モデルルームが不要になることでのコストカットが可能になるなどさまざまです。
決して資材の質が悪いわけではないので、これらを知ったうえでしっかりと自身で見極めて購入しましょう。
私たち株式会社川越不動産は、さまざまな不動産情報を取り扱っております。
川越市及びその近郊の不動産をお探しなら、ぜひ私たち株式会社川越不動産にお任せください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
株式会社川越不動産 スタッフブログ担当
川越市や近隣のエリアでの住まい探しは、CENTURY21 川越不動産にお任せください。戸建てを中心に土地や中古住宅など様々な不動産情報をご提供しております。ブログでは不動産情報のほか、川越市周辺環境など様々なコンテンツをご紹介しています。