実家じまいとは?事前にやっておきたい準備や処分方法を解説!
地方にある実家を相続したものの、使う予定がなく空き家として放置している方も少なくないでしょう。
しかし所有している空き家が原因で近隣の方とのトラブルが起こる可能性も否めないため、この先も使い道がないのであれば「実家じまい」を検討しましょう。
今回は、実家じまいをおこなう前にやっておきたい準備や実際の処分方法について解説します。
実家じまいをおこなったほうが良い理由とは?
実家じまいとは、誰も住む人のいなくなった実家を処分することです。
空き家を適切な管理をおこなうことなく放置すると、劣化が進んで倒壊のリスクが高まります。
もしも所有している空き家が倒壊して近隣の方や通行人などに被害をもたらした場合は、所有者として責任を取らなければなりません。
また、人の出入りがない空き家は犯罪者に目を付けられる可能性が高く、不法侵入や放火のターゲットとなる恐れがある点も、実家じまいをおこなったほうが良い理由のひとつです。
実家じまいをする前にやっておいたほうが良い準備
実家じまいは、まだ親が元気なときからしっかりとした準備をおこなうことをおすすめします。
将来兄弟姉妹の内の誰が実家を相続するのか、もしくは親の老後の生活はどうするのか、実家の売却資金を住み替え先の購入費用に充てるのかなどについて話し合いましょう。
また、親の生前に財産がどのくらいあるのかを把握し、事前に兄弟姉妹で遺産の分割に関する取り決めをしておけば、相続が発生したとしてもスムーズな手続きが可能です。
実家じまいの際に気を付けたい処分方法
親が亡くなって相続した実家を売却する場合、基本的には室内に残された家財道具一式をすべて片付けなければなりません。
エアコンやテレビなど家電リサイクル法の対象となっている家電製品は家電小売店、本や衣類などはリサイクル業者といった具合に、荷物の種類に応じて処分方法が異なる点を押さえておきましょう。
また、建物を解体して土地のみで売却する場合は解体費用も必要です。
建物が木造であれば1坪2万円~3万円、鉄筋であれば1坪3万円~5万円と構造によって解体費用は異なります。
ただし更地にすると、それまで建物に適用されていた税金の特例が使えなくなり、固定資産税が上がってしまう点にも注意が必要です。
まとめ
相続した実家を空き家として放置し続けると、家屋の倒壊や放火などによって近隣の方に迷惑をおよぼしかねません。
不要なトラブルを避けるためにも、親が生前の内から兄弟姉妹と「実家じまい」について話し合うことをおすすめします。
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