袋小路にある家を売却したいときに役立つ基礎知識をご紹介!
袋小路にある家を売却したいとき、事前に押さえておきたいことがいくつかあります。
普通に物件を売り出すのみでは売却に苦労することがあるので、まずは関連するポイントをしっかり確認してみてください。
今回は、袋小路とは何なのかにくわえ、袋小路の家の価格・売れ行き・売却方法についてもご紹介します。
家の売却前に確認!袋小路とは?
袋小路とは、行き止まりになっていてどこにも通じていない路地のことです。
袋小路に面する土地もよく売買されており、購入した方が家を建てていることも少なくありません。
袋小路のメリットは、家の売却にあたって住みやすさをアピールできることです。
袋小路はどこにも通じていないので、不特定多数の方が行き来せず、車もあまり入ってきません。
排気ガスや騒音にあまり悩まされなかったり、家の前で子どもが気軽に遊べたりするなど、家の売却にあたって買主にアピールできるポイントがいくつか挙げられます。
一方で袋小路のデメリットは、車での移動にはやや不向きなうえ、火事や地震のときに少し避難しづらいなどの点から、物件の人気が基本的に低いことです。
売却したい家が袋小路にあると売却価格や売れ行きはどうなる?
袋小路にある家は高く評価されないのが通例で、売却にあたって高値はあまり期待できません。
売れ行きもあまり良いとはいえず、買主が決まるまでに長い時間を要するケースも多々あります。
家の売却にあたって不利な原因は「幅4m以上の道路と2m以上にわたってつながっていること」といった接道義務を果たせていない可能性があるからです。
接道義務を果たせていない土地は家などの建築を許可されないので、買主から避けられる傾向があります。
また、マイカーでの移動や火災時などの避難が少し難しいといった立地の難点が問題視され、購入を見送られることも少なくありません。
袋小路にある家を売却する方法
物件の売却において印象の影響は大きいため、まずは家の掃除や整理整頓をしっかりおこなっておくことが大事です。
内見に訪れた買主が最初に目にする玄関、日ごろ汚れやすい水回りなどはとくに力を入れて掃除してください。
接道義務を果たせていない場合、法令上の条件を満たして再建築を可能とするため、隣地を買い取って自分の敷地を広げるのも一案です。
隣地を買い取るだけの資金がない場合、自分の土地の買取を隣人に打診するのも良いでしょう。
接道義務の問題などに隣人も同じように困っている可能性があり、資金面で都合がつけば自分の土地を買い取ってもらえる場合があります。
なお、隣人にとって建物部分は総じて不要なので、可能な限り家は撤去して更地にしておくのがおすすめです。
まとめ
どこにも通じていない行き止まりである袋小路に家が位置していると、売却価格が下がり、買主が決まるまでにも時間がかかる傾向があります。
うまく家を売るためにも、掃除や整理整頓で家の印象を良くする、隣地を買い取るといった方法を活用してみてください。
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