いわくつきの土地は売却できる?方法や注意点について解説!
事件・事故が起きた土地や心霊現象が噂される土地は「いわくつきの土地」と呼ばれます。
通常より売却価格が下がりやすいうえ、抵抗感や不安感から買主が見つかりづらいため、いわくつきの土地は売却に時間がかかってしまいがちです。
本記事では、いわくつきの土地の価格相場や売却方法、売却にあたっての注意点をご紹介します。
いわくつきの土地の価格相場とは?いわくは売却に影響を与える?
いわくつきの土地の価格は、一般的な売却価格から2〜5割ほど下落します。
ただし、いわくの内容が噂程度であれば、売却価格にはほとんど影響がないでしょう。
また、その土地で亡くなった方がいたとしても、すぐに発見された場合と放置された場合とでは、買主の印象が大きく変わります。
いわくの内容や買主の考え方により、売却価格は変動するのです。
いわくつきの土地の売却方法
いわくつきの土地でも、売却方法は通常の不動産売買と同じです。
ただし、いわくをカバーするような対策を講じることをおすすめします。
駐車場として貸し出す
土地を駐車場にして貸し出し、その後に売却することで、いわくに対する抵抗感が薄まるでしょう。
いわくの内容が事件や事故である場合、貸し出すことで発生から売却まで時間が空き、記憶が風化することもあります。
土地のメリットをアピールする
デメリットのある不動産を売るときと同様に、カバーできるメリットを買主に伝えるのが有効です。
たとえば、駅から近いことや、利便性の高い立地であることを伝えると買主の購入意欲を促進できます。
いわくつきの土地を売却するときの注意点
いわくつきの土地を売却するときは、次のような注意点があります。
告知義務を守る
告知義務とは、不動産取引の際に心理的な要因を含め瑕疵(欠陥)があれば、買主に伝える義務のことです。
いわくつきと呼ばれる原因が自殺や殺人であれば、買主に正直に伝えましょう。
告知義務を怠ると、契約解除や損害賠償請求のおそれがあります。
いわくについては不動産会社から買主に事前説明することが多く、いわくの内容によって売却方法も変わるため、不動産会社にもしっかりと伝えることが大切です。
周辺の土地の相場を調べる
周辺の土地の相場を調べると、不動産会社から提案された売却額が適切かどうか判断するのに役立ちます。
買主からの、いわくの内容に見合わない大幅な値切りを防ぐこともできるでしょう。
まとめ
いわくつきの土地を売却する際、いわくの内容が噂程度であれば売却価格に影響しないことがほとんどです。
実際に事故や事件が起きた土地の場合は、2~5割ほど価格が下落するおそれがあります。
また、いわくの内容によっては告知義務が発生することがあるため、注意が必要です。
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